ふうかとほうかの日常を、それぞれにつらつらと書いてます。
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かげゆじ。
「すき、すき、すき」
言葉にするのはとても簡単。
譲くんのことが大好きなのもホント。
それなのに、それなのに、。
どうして譲くんに、伝えられないんだろう。
「何してるんですか、兄上」
「わぁ!さ…朔!」
「兄上。そんなことで戦奉行が勤まると思っているのですか。女性の私にまで背を取られて!」
き、と、丸く大きな目が釣り上がる。ごめんって。
でも朔ってそこらの雑魚よりは余程強いしなぁ…。
逆らえないので適当な反応をしていると、兄上!ともう一度叱られる。
「そんなことで譲殿に告白出来るのですか!」
ピシャリと。叩きつけられ胸が痛い。朔、もっとお兄ちゃんに優しくしてよ…。
「だってさー、譲くん人気者だしさ、可愛いしかっこいいし気立てもいいし…」
「そういうことは直接言わなくてどうします!」
「…でもさ~…」
朔の目がどんどん釣り上がる。
兄上は、もう一度朔にも恋愛して欲しいんだけど…無理なのかなー。
まあまずは、譲くんに言うところからだよね。
ああいつか、譲くんにこの気持ち、伝えられますように!!
―――――
先に譲に伝えられそうだけど。
余談ですが譲朔もとても好きです←
「すき、すき、すき」
言葉にするのはとても簡単。
譲くんのことが大好きなのもホント。
それなのに、それなのに、。
どうして譲くんに、伝えられないんだろう。
「何してるんですか、兄上」
「わぁ!さ…朔!」
「兄上。そんなことで戦奉行が勤まると思っているのですか。女性の私にまで背を取られて!」
き、と、丸く大きな目が釣り上がる。ごめんって。
でも朔ってそこらの雑魚よりは余程強いしなぁ…。
逆らえないので適当な反応をしていると、兄上!ともう一度叱られる。
「そんなことで譲殿に告白出来るのですか!」
ピシャリと。叩きつけられ胸が痛い。朔、もっとお兄ちゃんに優しくしてよ…。
「だってさー、譲くん人気者だしさ、可愛いしかっこいいし気立てもいいし…」
「そういうことは直接言わなくてどうします!」
「…でもさ~…」
朔の目がどんどん釣り上がる。
兄上は、もう一度朔にも恋愛して欲しいんだけど…無理なのかなー。
まあまずは、譲くんに言うところからだよね。
ああいつか、譲くんにこの気持ち、伝えられますように!!
―――――
先に譲に伝えられそうだけど。
余談ですが譲朔もとても好きです←
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ひのゆじ。
いい香りがいるところにいるせいだ。
台所に普段から立っているせいだ。
だから匂いが移るだけ。
ふんわりとクッキーの匂いをまとう譲があんまり美味しそうで、
思わずその手をつかんで引き寄せる。
あん、と口をあけ、歯をたてないよう思わず、はむ。
唇でその頬を挟む。
固い頬ははんでもなにも美味しくない。
「ダメか。」
「なっ…なっ、なっ…!」
「美味いと思ったんだけどな…」
頬を押さえぱくぱくしている譲の動作が可愛い。
「あ」
「なんだよ!」
「感じた?」
冗談で言っただけなのに、何がお気に召さなかったのか譲はひどく怒りだし、結局本当に美味しいクッキーをありつくことは出来なかった。
あーあ。
いい香りがいるところにいるせいだ。
台所に普段から立っているせいだ。
だから匂いが移るだけ。
ふんわりとクッキーの匂いをまとう譲があんまり美味しそうで、
思わずその手をつかんで引き寄せる。
あん、と口をあけ、歯をたてないよう思わず、はむ。
唇でその頬を挟む。
固い頬ははんでもなにも美味しくない。
「ダメか。」
「なっ…なっ、なっ…!」
「美味いと思ったんだけどな…」
頬を押さえぱくぱくしている譲の動作が可愛い。
「あ」
「なんだよ!」
「感じた?」
冗談で言っただけなのに、何がお気に召さなかったのか譲はひどく怒りだし、結局本当に美味しいクッキーをありつくことは出来なかった。
あーあ。

はくゆず。
「私は、譲が好き」
手を伸ばすと譲はほほえんでくれる。
手をとって抱き上げてくれる。
「だぁいすき」
頬を近付けると、譲の眼鏡があたる。
髪がくすぐったいと譲は笑った。
ぷりんの甘い匂い。
お日さまの匂い。
「譲、美味しそう」
「なんだそれ」
でもだって、甘くていい匂い。
たまらず頬を舐めてみたら、そんなに美味しくはなかったけれど。
「白龍」
「なあに?」
「それ他の人にやったらダメだからな」
「どうして?」
「どうしても!」
「わかった、じゃあ譲だけにする」
「そういう問題じゃなくて…」
まあいいか、とため息をついて、譲が私の頭を撫でた。
「譲も、私だけね」
「え?」
「譲も、私以外の人とは、だめ」「はいはい」
「…っ、うん!」
譲と私だけ。
皆一緒もいいけれど
『だけ』という言葉に優越感を感じる。
「譲、大好き」
もう一度ぺろりと頬を舐めたら、
こら、と、くすぐったそうに怒られた。
―――――――
このあとヒノエあたりがちゅーしてて怒ってたら可愛い。
うっかりヒノ譲前提だったら可愛い←
「私は、譲が好き」
手を伸ばすと譲はほほえんでくれる。
手をとって抱き上げてくれる。
「だぁいすき」
頬を近付けると、譲の眼鏡があたる。
髪がくすぐったいと譲は笑った。
ぷりんの甘い匂い。
お日さまの匂い。
「譲、美味しそう」
「なんだそれ」
でもだって、甘くていい匂い。
たまらず頬を舐めてみたら、そんなに美味しくはなかったけれど。
「白龍」
「なあに?」
「それ他の人にやったらダメだからな」
「どうして?」
「どうしても!」
「わかった、じゃあ譲だけにする」
「そういう問題じゃなくて…」
まあいいか、とため息をついて、譲が私の頭を撫でた。
「譲も、私だけね」
「え?」
「譲も、私以外の人とは、だめ」「はいはい」
「…っ、うん!」
譲と私だけ。
皆一緒もいいけれど
『だけ』という言葉に優越感を感じる。
「譲、大好き」
もう一度ぺろりと頬を舐めたら、
こら、と、くすぐったそうに怒られた。
―――――――
このあとヒノエあたりがちゅーしてて怒ってたら可愛い。
うっかりヒノ譲前提だったら可愛い←

ひのゆじ。せつない。
「なぁ、アンタの時代の結納ってどうすんの?」
「婚約届けに名前書いて判押しておしまい」
「はあ?」
「式は…多分ここと同じように白無垢を着る神前式と、ドレスを着る教会式かな…2種類ある」
「どれす?」
「ああ。説明面倒だから後で紙とペンあるときな」
「あ、そ。アンタ似合う?」
「俺よりお前が似合うよ。てかヒノエタキシード似合わなそうだな」
「よくわかんないけど、あ、そ?」
「俺がわかってるからいいんだよ」
「譲と結婚してー」
「馬鹿」
襖の裏での頭達の会話を聞き、烏が視線を落とす。
自分達は…自分はヒノエに育てられた。
ヒノエに仕えるために、がむしゃらに強くなった。
それでも、ヒノエの幸せを選択出来ない自分の腑甲斐なさに涙すらでてくる。
襖を開いて笑顔で言わなければならない。
本来めでたいことなのだから。
今日は、晴れの日だ。
大丈夫、奥方は増えても、譲が屋敷をおわれるわけではない。
さあ言わないと。
幕引きを。
「頭…お時間です」
二人は笑った。
めでたい日に何を泣いているのかと。
「だって…だって頭…!」
いうべきではない。
だってお二人はこんなに幸せそうに笑っているじゃないか。
「………お相手の方が…あちらでお待ちです…」
おめでとうございますと、笑顔で言えただろうか。
この日一羽の烏が翼を折られ、海に落ちた。
――――――
これも一つの物語。
「なぁ、アンタの時代の結納ってどうすんの?」
「婚約届けに名前書いて判押しておしまい」
「はあ?」
「式は…多分ここと同じように白無垢を着る神前式と、ドレスを着る教会式かな…2種類ある」
「どれす?」
「ああ。説明面倒だから後で紙とペンあるときな」
「あ、そ。アンタ似合う?」
「俺よりお前が似合うよ。てかヒノエタキシード似合わなそうだな」
「よくわかんないけど、あ、そ?」
「俺がわかってるからいいんだよ」
「譲と結婚してー」
「馬鹿」
襖の裏での頭達の会話を聞き、烏が視線を落とす。
自分達は…自分はヒノエに育てられた。
ヒノエに仕えるために、がむしゃらに強くなった。
それでも、ヒノエの幸せを選択出来ない自分の腑甲斐なさに涙すらでてくる。
襖を開いて笑顔で言わなければならない。
本来めでたいことなのだから。
今日は、晴れの日だ。
大丈夫、奥方は増えても、譲が屋敷をおわれるわけではない。
さあ言わないと。
幕引きを。
「頭…お時間です」
二人は笑った。
めでたい日に何を泣いているのかと。
「だって…だって頭…!」
いうべきではない。
だってお二人はこんなに幸せそうに笑っているじゃないか。
「………お相手の方が…あちらでお待ちです…」
おめでとうございますと、笑顔で言えただろうか。
この日一羽の烏が翼を折られ、海に落ちた。
――――――
これも一つの物語。

ヒノ←ゆじ。
緋色が目に留まる。
深い赤。飲み込まれそうな、赤。
太陽に当たると、彼は魅力を発揮する。
朝の太陽も夕陽も輝きを受け自分の中へ取り込む。
太陽を緋色に反射させ笑う彼のなんて魅力的なことだ。
男の自分でも思わず、その瞳に飲まれる。
おちゃらけて格好つけている時は気付かないが、彼は彼が思うよりずっと魅力的だ。
ただ立って、熊野について愛するものについて語る彼は文句なしに引き付けられる。
悔しいから、言ってやらないけど、時々溺れている自分に気付く。
ヒノエがいなくなったらと考えるとふと怖い。
…悔しいから絶対言ってやらないけど。
――――――
一応文句なしにヒノエはかっこいぃと思う。
ギャップが。
切なげな瞳にやられてみたり。
海に一人たっていて、夕陽を浴びて笑う彼は文句なくかっこいいと思うのだ。
向かい風で着物が空気を含んでバタバタと。
悔しいから認めないけど( ´_ゝ`)←
緋色が目に留まる。
深い赤。飲み込まれそうな、赤。
太陽に当たると、彼は魅力を発揮する。
朝の太陽も夕陽も輝きを受け自分の中へ取り込む。
太陽を緋色に反射させ笑う彼のなんて魅力的なことだ。
男の自分でも思わず、その瞳に飲まれる。
おちゃらけて格好つけている時は気付かないが、彼は彼が思うよりずっと魅力的だ。
ただ立って、熊野について愛するものについて語る彼は文句なしに引き付けられる。
悔しいから、言ってやらないけど、時々溺れている自分に気付く。
ヒノエがいなくなったらと考えるとふと怖い。
…悔しいから絶対言ってやらないけど。
――――――
一応文句なしにヒノエはかっこいぃと思う。
ギャップが。
切なげな瞳にやられてみたり。
海に一人たっていて、夕陽を浴びて笑う彼は文句なくかっこいいと思うのだ。
向かい風で着物が空気を含んでバタバタと。
悔しいから認めないけど( ´_ゝ`)←