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ふうかとほうかの日常を、それぞれにつらつらと書いてます。
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2009/01/24 (Sat)
ひのゆじ。




大人なしくテレビを見ているヒノエの頭を見ながら皿わ洗う。といっても二人分だから大した量ではない。
もう洗うものはないかと周りを軽く見ていれば、ヒノエがこちらをむいて口を開いた。

いや、多分何か言葉を発したのだろう。

しかし音が水音とまざりうまく聞こえない。
蛇口を止めて、ヒノエを促す。
冷えた水は、暖房のきいた部屋であるのに体の芯まで冷やしていた。

何に反応したのかヒノエが声を立てて笑い、ソファーを軽く飛び越えた。回ればいいのに敢えて背もたれを飛び越えるその動作は猫のようで。

バランス崩して後ろに倒れたら笑うのに。
ぼんやり思う間にヒノエの顔が近くに来た。

「なあ、ちゅーしたい」

ちゅぅ。
だって。
そんな可愛い言葉を久々に聞く。
キスとか言えばかっこがつくものの、ちゅうと言うと可愛く聞こえる。

「なぁ。聞こえた?」

しかしそういうヒノエの顔は雄の顔だ。
雰囲気がかわり、ぐ、と黙る。ヒノエの手が首を撫ぜた。

「…そういうの普通聞くか?」
「だってあんた聞かないと起こるだろ」

言うヒノエはく、と顎をひいて問う。雄であるのに、身にまとう雰囲気はともすれば喰われそうなのに、見える瞳は大きくて、真摯な光をうちに秘めようとも猫のような丸く悪戯そうな目に騙され、無下にできなくなる。

多分こいつもそれを知っているのだろう、猫の瞳は俺をうつしたままにぃと笑う。

「ぶー」
静寂に落ちたヒノエの声に驚く。
「時間切れ」
首筋でささやき、唇に触れる。
微かな熱を互いに共有する。


離れた時に目についた唇の赤が少しエロチックだ。

ぺろり、と唇を舐めるその動作があまりにかっこよくて。、意味がないながらも手近の鍋をつかむ。



ああ

なんだかんだでこいつに振り回される毎日だ。
















注目すべきは、ヒノエが決め顔と思っている顔は、譲に取って『可愛いから怒れない』だけな状態。
相変わらずすれ違いというか、噛み合わない←
噛み合わないながらも一緒に居て心地いいのがひのゆずクオリティ。







追伸。姉さんへ。
久々に公式の臣さんが出たらしいですね。友人から写メ見せてもらいますたが




臣への愛を再確認してみたよ←
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ILLUSTRATION BY nyao nyaoチャ箱♪  
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