ふうかとほうかの日常を、それぞれにつらつらと書いてます。
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まさゆじ。
♪おっにぎりひっとつ、ありました
でたらめな歌を歌いながら熱い米を握っていく。
お世話ならうまいといわれる程度だろうか。
少しつぶれた形も将臣は気にせずおにぎりを握る。
お茶もいれて、片手におにぎりとポテチの皿、片手にに湯呑みとペットボトル。
「ゆっずるー、休憩しようぜ」
「え?あ…兄さん?」
教科書ノートをにらんでいた目が、将臣にきょとんと丸くなる。
何せ今は深夜。
兄はとっくに寝ているとばかり。
音にも気付かないくらい集中していたのか。
わしわしと短い髪の毛を乱し、譲の隣に座る。
「おら、兄ちゃんがおにぎり作ってやったぞー」
「な…んかでかくないか?」
「ああ、爆弾」
「は?」
「ゆで卵包んだハンバーグが具」
「…またなんて器用に迷惑な真似を…」
「まーまー。一気に食えた方がいいだろ?」
「深夜だっての。食えるかよ」
「んー?」
兄にとって重い軽いは問題じゃないのか。
…いや、彼は同じおにぎりを主食にポテトチップスをおかずにペットボトルに口をつけているから、
もしかしたらこれでも妥協しているのかもしれない。
なんだか可笑しくなってくすりと笑った。
「てか兄さんは勉強してんのかよ」
「あー?まあ俺はな」
「なんだよ」
「まあまあ」
呆れた顔を作って食べたおにぎりは少ししょっぱくて、ハンバーグが甘くて。
決してまずいわけでもないが、新しい味の組み合わせに苦く笑った。
---------------
テスト期間ですね、学生の皆様は。
将臣は勉強しないでもなんとなく出来るタイプ。
譲はちゃんとやらないと安心しないタイプ。
因みに望美はやらないし出来ないタイプ。
だと思います。
♪おっにぎりひっとつ、ありました
でたらめな歌を歌いながら熱い米を握っていく。
お世話ならうまいといわれる程度だろうか。
少しつぶれた形も将臣は気にせずおにぎりを握る。
お茶もいれて、片手におにぎりとポテチの皿、片手にに湯呑みとペットボトル。
「ゆっずるー、休憩しようぜ」
「え?あ…兄さん?」
教科書ノートをにらんでいた目が、将臣にきょとんと丸くなる。
何せ今は深夜。
兄はとっくに寝ているとばかり。
音にも気付かないくらい集中していたのか。
わしわしと短い髪の毛を乱し、譲の隣に座る。
「おら、兄ちゃんがおにぎり作ってやったぞー」
「な…んかでかくないか?」
「ああ、爆弾」
「は?」
「ゆで卵包んだハンバーグが具」
「…またなんて器用に迷惑な真似を…」
「まーまー。一気に食えた方がいいだろ?」
「深夜だっての。食えるかよ」
「んー?」
兄にとって重い軽いは問題じゃないのか。
…いや、彼は同じおにぎりを主食にポテトチップスをおかずにペットボトルに口をつけているから、
もしかしたらこれでも妥協しているのかもしれない。
なんだか可笑しくなってくすりと笑った。
「てか兄さんは勉強してんのかよ」
「あー?まあ俺はな」
「なんだよ」
「まあまあ」
呆れた顔を作って食べたおにぎりは少ししょっぱくて、ハンバーグが甘くて。
決してまずいわけでもないが、新しい味の組み合わせに苦く笑った。
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テスト期間ですね、学生の皆様は。
将臣は勉強しないでもなんとなく出来るタイプ。
譲はちゃんとやらないと安心しないタイプ。
因みに望美はやらないし出来ないタイプ。
だと思います。
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