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ふうかとほうかの日常を、それぞれにつらつらと書いてます。
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2025/01/19 (Sun)
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2009/02/07 (Sat)
ひのゆじ。







先輩が兄さんと歩いていた。
ただそれだけだ。
いつもの光景。

しかし、ヒノエの存在が俺に余裕をもたらしたのか、


ああ、好きなんだな


と少しだけ客観的に見れた。
先輩は兄さんが好きで、兄さんも先輩を大事に思っている。

離れていく二人の背中をおいすがることももうないだろう。

呼び止めかけた手をさげ、そっとほほえむ。

どうか幸せでありますように。






「え、なに。なに?」
「煩い」

家に帰ってヒノエの顔をみたらなんだかわからないけどいいようのない切なさが胸に残って。

思わず抱き締めたら、なんだかわからないけど涙が頬を濡らしていく。

「…あー、こーゆー野郎を慰めるの、キャラじゃないんだけど」
「わかってるよ」

不器用に、ぽんぽんと宥めるように背をたたくヒノエが少しだけ可愛く見えて。

そっと濡れた瞳を閉じた。










――――――
失恋?ヒノエと付き合ってるけど(笑)多分娘に彼氏が出来た父親の気持ち←
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2009/02/06 (Fri)
ひのゆじ。









夢のなかでしか会えない恋人?

――目が覚めたらいなくなる?

―寝てる間だけの恋人ですか…

――浮気してもバレナイね。…怒るなよ。

―怨霊とは違って、ちゃんと好きなんですよね

――オレは寝るけど。恋人ならちゃんと通ってやらないと、悪いしね。

―怖くて…眠れないと思います。いつか別れてしまうから。

――まああいつ寝れなくなりそうだけど。

―まああいつならなんだかんだ眠りそうですが。

――そんなの関係ないね

―俺が夢のなかにいるならどんな手段を使ってでも外に出ます。

――譲がいるならさらって帰る。どこに行っても攫いにいくって言ってあるからね。

―それでなくてもヒノエならなんとかしそうですし。

――それにそんなんしなくても、譲なら勝手に出てきそうじゃん。あれで結構しつこいし。

―はい?愛?はは…

――神子姫、それもあるけどこれに関してはちょっと違うかな。


「「俺の相手になるならそれくらいできろってこと」」



――だってそうだろ。オレのお相手様だ。

―まあ、それくらいやってもらわないと。








―――――――
信頼の上の愛情。
いざとなったら譲はパニックになりそうだけど。
ヒノエは心配で仕方ないだろうけど。


でも、お互い「あいつならなんとかする」って信じてたらかわゆいなあ。



どっちがどっちかは推して知る感じ。
2009/02/05 (Thu)
ひのゆじ。








「もしもし」
『んぁー?…ゆず…』
「まだ寝てるのか?…たく」
『あー…あー…ふぁあ…』
「もうすぐ雨ふりそうだから中入れといてくれ」
『んぁーい…』
「起きろー。遅くまで本読んでるからだ」
『んぁって…くぁああああ』
「欠伸してないで、早く起きる!」
『んー…』
「おい!」
『あとでー』
「今雨降りそうなんだって」
『さみぃ』
「キッチンに朝飯あるから、早く食べろ。動け」
『…』
「ひーのーえー…ああもう授業始まる…」
『んー』
「頼んだからな!」

ぷち。
ぷー
ぷー
ぷー


「てかアンタ、今日雨降りそうだかって中入れてなかったっけ…」

切れた携帯電話を、まだ覚醒しきっていない目で見つめる。
外に干したら濡れるかなとバタバタして、最終的に家のなかに干したはずだ。
でなければソファーで寝転がり惰眠貪るヒノエの目に、洗濯物は見えないはずだ。


「…あほらし」

欠伸をついて、ソファに寝直す。
面倒なので、部屋に入れたことにして後で何かねだろうと考えながら。











――――――
しっかりしているようで肝心なとこが抜ける譲が好き。
洗濯物なのに景時さん違ったった…←
2009/02/04 (Wed)
かげゆじ







電話、てどうなってるの?





簡単でいて難しい、子供のような問いを、無邪気な顔で彼は問うた。


彼の趣味ような、所謂絡繰りというものは、
現代は大半は機械で出来、残り僅かは伝統芸能として脈々と受け継がれている

それを仕事にせず、趣味においていれば、好奇心はつきぬものの、それを教える人間は身近な人間しかいないのだ。



しかし電話の仕組みなぞ正直知ったこっちゃなかったし、子供のころからあるのが当然であったため調べたこともない。

うーん、と少し悩んでみたが、案の定答えは簡単に出そうもない。

あとでパソコン先生で検索するかと苦く笑い、すみませんと素直に謝る。

「そっかー。わかんないよねー」

その口振りは諦めた風であるのに、眉がさがりきっていて笑える。


「あ、でもこれならわかりますよ」
「ん?」
「ちょっと待っててくださいね」

キッチンから紙コップと、キリと糸。
手際よく穴を開け糸を通し紙コップの片方を景時に渡す。

ちょい、と譲が耳をたたくので、ためしに耳に当ててみる。

『聞こえますかー?』
「ぅわっ」

不意に紙コップから譲の声が聞こえた。


「俺がこっちの紙コップで喋ると、糸を振動させてせっちに声が届くんです。
糸電話、ていうんですよ。」

久々に作ったけど成功してよかったと譲が笑う。

「へー!すごいね譲くん!」
「俺がすごいんじゃないですけど…」

景時さんも喋ってくださいと、今度は譲が耳にあてる。

距離があるのにすぐ側で聞こえる声が、紙コップのやさしさと相まってくすぐったい。




しんとした空間。
互いの笑い声が時折響く。
内容は今日の夕飯であったりなのに、なぜか秘密めいていておもしろい。


紙コップに伝わる声があんまりやさしくて可愛くて、最終的に譲の隣に座って糸電話をしたとて、誰が責められよう。

譲は少し、苦く笑っていたけれど。









―――――
景時の時代に糸電話があったかもしれなくても時代とかわかんない←
2009/02/04 (Wed)
ふうかの「ほうか日記15」のまねしてかいてみるね

ひの――――…は神子の――――…は返さないネタない←

*このエントリは、ブログペットの「ちょき」が書きました。
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